胡蝶蘭の特徴と利用シーン
まずは胡蝶蘭について詳しくなりましょう!
これを読めばあなたも胡蝶蘭うんちく王です!
胡蝶蘭のあれこれ基礎知識
名前の由来
日本では、花びらが蝶に似ていることから胡蝶蘭という名前になりましたが、元々の名前はファレノプシスと言います。
そして驚く無かれ、ギリシア語で蛾のようなという意味です(゜o゜;
確かに蛾と蝶似てるけど、蝶の方が可愛いし品がありますよね。
花言葉
幸福を運ぶ花や、あなたを愛します、根付くなどの意味を持っています。
その為、開業祝いなどのビジネスのシーンや、長寿の祝いや新築祝いなどの個人のお祝いまで幅広く贈られています。
あとは、供花などにも使われることで有名です。
どこが原産?
原産は暖かい土地です。
胡蝶蘭は寒さに強いと勘違いされてる人が多いのですが、暑さに実は強いんです!
◯東南アジア:インドネシア、マレーシア、フィリピン、スリランカ
◯中国南部地域や台湾
◯オーストラリア
などが原産国。
ね、どこもあったかそうというか暑そうな地域でしょ?
暑さに強い胡蝶蘭!覚えて帰って下さいね!
胡蝶蘭の日本の農園の育成の実際
皆さんは、お花というとどういうイメージを持ちますか?花の種や株を植えて大事に育てるというイメージをお持ちではないでしょうか?胡蝶蘭も農園の人が芽が出る瞬間からコツコツ育てているんだろうとお思いでしょう。
しかし実際は、台湾などで、ある程度育ったものを日本に輸入して育てているところがほとんどです。
これをリレー栽培と言います。
何だ日本の純正じゃないのかとお思いかもしれませんが、台湾の胡蝶欄の株がそれだけ質コスト共に優れているということです。ちなみに1株の輸入の値段は高くても300円程度です。
そして輸入してからが農園の育成の腕の見せ所。同じ胡蝶蘭の株でも育成方法で全く変わってきます。
例えば、ある農園では胡蝶蘭を安く育てて、さっさと売り抜けたいと考えているので、そこまで育成には力を入れないため花びらが小さい。ある農園は、胡蝶蘭が大好きだから、とにかくいいものを育てたい、だから暖房冷房の光熱費などをしっかりかけ、手をかけて育てている、だから花びらも質も良いなんてことは、よくある話です。
これは各農園の運営方法なので、どちらがいいとはいえません。経済的に成功することを目指す農園もいれば、最高級の胡蝶蘭を作ることが一番と考える農園もいる。これによって、私達のもとにも安い胡蝶蘭から、質の良い胡蝶蘭まで供給されるということになります。
次は胡蝶蘭を贈るシーンがどんなものかを見ていきましょう。