法人が胡蝶蘭を贈るメリットと注意点
今回は胡蝶蘭をビジネスで贈るときの実例のお話です。
胡蝶蘭という豪華なお花をせっかく贈るのであれば、費用対効果を求めていくというのはとても大事です!
しかし、これはよく言われる値段と花の質というコスパではなく今回は費用に見合った営業機会やビジネスチャンスを作り出せたら良いよねというお話です。
胡蝶蘭は機会創出のきっかけになりえるのか?
胡蝶蘭を贈るということの第一義的意味は、敬意を表すこと。
つまりは弊社は御社を大切に考えていますということを伝えるということです。その中でスタンド花などもありますが、品や金額の高さから胡蝶蘭が花の中ではもっともビジネスでよく送られるものとして不動の地位を占めました。
これを贈り、相手からお礼の電話をもらう。
この定番の流れだけで終わらせるのはもったいないということをお伝えしたいと思います。
せっかくの営業経費を使って贈るのであれば、そこから印象に残る、次訪問や応対した時に話題に登るようにするというのも使い方として正しいのではないかと思うのです。
「こないだの胡蝶蘭すごかったね」
「こないだはびっくりしたよ」
「あの花結構長持ちだったよ」
などこういうことで覚えてもらうだけでも、印象というものは大きく変わるものです。
胡蝶欄が多く届く企業が密かにしている品定め
中堅企業から大企業などでは結構良くしているのが、胡蝶蘭を一斉に並べて立て札を抜いて、長持ち具合や花の厚さ、質などを見比べているという秘密の品定めです。これをすることで、なるほどあの会社はこのくらいの胡蝶蘭を贈ってくるんだなと見ているという話があります。
初めて聞いたときは少し驚きましたが、そういうお話をほうぼうから聞くので今では普通のことなのだという印象です。
ここから導き出せる結論は、悪目立ちする胡蝶蘭(持ちが悪い、輪数が少なすぎる、質が悪い)は贈るなということです。
せっかく贈った胡蝶蘭が、マイナスの印象を与えてしまっては大変です。
胡蝶蘭をビジネスチャンスに結びつけた事例
事例1:花持ちの良さでしっかりとしたものを選ぶ会社という印象とつけた事例
3本立ちの胡蝶蘭がずらりと並んだ5月から3ヶ月を迎えてまだ咲いていた花は持ちの良い胡蝶蘭を選んだ1社だけだったということで、きちんとした花を送ってくれたと好印象を与えた。
事例2:相手会社のコーポレートカラーでしっかりと印象に残した事例
青を基調とするロゴマークの最重要取引先の重要な御祝いで、青の胡蝶蘭10本立ち(ブルーエレガンス10本立ち)を贈り、先方の社長にえらく気に入ってもらえ、より円滑な関係を築けるようになった。
事例3:銀行の移転祝いで30本立ち
いつも大型の融資を借りている銀行に30本裁という超大型の胡蝶蘭をサプライズのプレゼントをして、融資金利を格段に抑えることに成功
いかがでしたか?常識的なルーティンであると思われていた胡蝶蘭の贈ることも、これだけ利益を生み出すこともあるというのは驚きだったのではないでしょうか?参考になれば幸いです。