日比谷花壇の下請けはどこ? ブランド力が魅力の日比谷花壇を紹介。

日比谷花壇の胡蝶蘭はなぜ高い? 徹底取材で見えてきた仕入れ戦略

今日は生花業界のトップランナー日比谷花壇の胡蝶蘭についてご紹介します。

 

日比谷花壇は老舗の政治界にも強い日本最大の生花店となります。
この日比谷花壇の胡蝶蘭について今回驚くようなことが取材の結果わかりましたのでご案内します。

 

日比谷花壇のファンの方、もしくは法人でいつも頼んでいる方はみないほうがいいかもしれない情報なので、覚悟してご覧ください。

 

 

日比谷花壇の胡蝶蘭の真実

 

結論から書きますと、

 

日比谷花壇の胡蝶蘭・・・
実は・・・
ほぼ下請けに丸流しです。

 

胡蝶蘭の専門バイヤーはいません。

 

生花店や、ネット通販サイトのほうが質はいいと思っていただいていいです。

 

この話は日比谷花壇の配送会社や経営幹部の方にお聞きした情報になりますので確実な情報です。
※もしこの話に修正点や誤りがあるならお電話ください。直ぐに修正致します。

 

 

まず、証拠として日比谷花壇の店舗に行かれたことはありますでしょうか?
日比谷花壇店舗に胡蝶蘭は数個しか展示がありません。

 

つまりは、ネット注文や大量受注の際は、自社発送ではなくその注文を下請け業者に丸投げして発送代行をしてもらっている状態です。

 

 

ここで頼んでいた方や、日比谷花壇の胡蝶蘭の値段をご存じの方は、
日比谷花壇だから頼んでたのに・・・と思われることでしょう。

 

 

それもそのはず、日比谷花壇の胡蝶蘭は高いんです。

 

通常胡蝶蘭
3本立ち36輪程度  33000円
5本立ち60輪程度  55000円
※輪数の表記はないため、実際に並んでいるものを見ると輪数がもっと少ないことも確認しております。

 

プレミアム胡蝶蘭(手持ち配送)
3本立ち42輪程度 44,000円
5本立ち70輪程度 66,000円

 

 

この他に化粧蘭なども扱っているようです。

 

 

ここからは請負先の話となります。
1つはアートグリーンという胡蝶蘭卸会社、もう一つは楽天で1万円胡蝶蘭などを売っている農園です。

 

アートグリーンという会社は、馴染みがないかもしれませんが、ネットの通販会社も使っている有名な卸会社となります。
卸会社を使うこと自体は全く問題のないことなのですが、問題は価格差です。

 

請負価格は流石にかけませんが、
ネット通販の胡蝶蘭の平均価格をみてみましょう。

 

ネット通販系の胡蝶蘭価格
通常胡蝶蘭
3本立ち36輪程度  24,000円程度
5本立ち60輪程度  40,000円程度

 

プレミアム胡蝶蘭(手持ち配送)
3本立ち42輪程度 30,000円程度
5本立ち70輪程度 50,000円程度

 

となります。

 

 

あれ?同じところから仕入れてるのに、販売価格に過剰な開きがあると思いませんか?
その通りです。

 

日比谷花壇の胡蝶蘭は、ネット通販サイトが乗せてる利益に15,000円程度上乗せしてる二重利益乗せになっているのです。

 

 

この15,000円はなんなのでしょうか?
実際に配送された胡蝶欄を見ると何も違いはなく、違いがあるといえば日比谷花壇の専用ラッピングとタグくらいでしょうか?
これを卸会社に渡して作業させる形となっていますので、日比谷花壇の専用ラッピングとタグに通常価格+15,000円の価値がある!と思える方はそのまま日比谷花壇の胡蝶蘭を買い続けられるといいと思います。

 

また日比谷花壇の社内事情として老舗ならではの幹部の高齢化に伴う人件費上昇があるため、利益の異常とも言える上乗せをやめることができないという切ない社内事情もあると取材で明らかになっています。そういう意味では日比谷花壇というブランドが好きという人もやはり寄付やお布施のつもりで割高で買うのもいいかもしれません。

 

 

しかしながら、誰しも接待交際費には限りがあります。
費用を抑えながらも、相手の気持ちに残る贈り物をしたい。
同じような花であれば、いやむしろもっと質のいい花がもっと低価格で贈れるのであれば、そちらを選ぶというのが合理的な経営判断です。

 

 

費用を抑えたいならブランドよりも実態で選ぼう。

 

今日見ていただいたように、これをご覧の熱心に知識を吸収される方なら、
ブランドという虚飾をふりはらい花自体に目を向けましょう。

 

※私は日比谷ニストだ。私の日比谷花壇への愛は誰に求められないという方は、花を頼む際に日比谷花壇以外のサイトは見ないようにしてください。

 

 

さて花自体に目を向けるということはどういうことかと言うと、胡蝶蘭専門店で買うことです。
胡蝶蘭専門店は胡蝶蘭のみで勝負している質をごまかせない業態です。

 

スタンド花も、カーネーションも、観葉植物もない胡蝶蘭のみです。

 

つまりは、胡蝶蘭の売上が落ちれば潰れます。
その分真剣に、リピーターの確保や質の保全に必死です。
しかも価格は、適正価格。
そうでなければリピーターがつかない。

 

この流れの中で闘っているため、必然的に価格と質のバランスが一番良くなります。

 

私がおすすめしている胡蝶蘭専門店ギフトフラワーはその最たるものです。

 

花のためのスピード配送、請求書払い対応、最高品質の花と花びらの大きさどれもバランスが良いお店です。

 

購入先のリストに追加していても損はないかと思います。

 

 

 

 

内容まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?
驚愕の日比谷花壇の胡蝶蘭の真実は、ご納得のいくものでしたでしょうか?

 

 

○日比谷花壇の胡蝶蘭は卸に頼んでる。
○平均価格プラスの15000円程度はタグとラッピングとブランド料
○ブランドに左右されない人は、胡蝶蘭専門店を購入先にしたほうが賢明

 

以上を覚えていただければ、より胡蝶蘭の賢い購入ができるかと思われます。

 

今後も胡蝶蘭業界の深い情報をご紹介してまいりますので、よろしくお願い致します。